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失敗と成功の日本史

人生の成功に必要な60の史実
失敗と成功の日本史


加来 耕三 /著

ISBN978-4-8069-1606-2
C0021 \1700E

定価1,870円(税込)

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セブンアンドワイ
歴史の興亡は、人間の一生のいとなみと
そもそも同じ道筋をたどる
人は生まれ、育ち、壮年期を迎え、やがて衰亡する。この個人のメカニズムは、国家であれ、企業であれ、時代そのものであっても変わることはない。過去を振り返れば、そこに現代と同じプロセスを経た“歴史”がある。
詳細
第1章 失敗の日本史
【思い込みと油断による失敗】
  長岡藩の過ちを繰り返した山本五十六
  元寇と原発事故の酷似
  桶狭間とミッドウェーに共通する強者の油断
  石川数正の失敗を笑えない現在の政治家たち
  荒木村重と猪瀬元知事に共通する判断ミス
  「不正蓄財」と「清貧」で明暗分けた2人の大久保
  安保法案反対デモは現代版「島原・天草の乱」
  裏切り者の密告で大失敗した「鹿ヶ谷の陰謀」
  うっかり発言で銀行を潰した片岡直温蔵相
【自己満足で失敗】
  “成り上がりの限界”で滅びた新撰組
  情けで滅亡した平清盛
  名将の勘をも鈍らせる美人には要注意
  愛しすぎて道鏡に帝位を授けようとした上皇
  「阿部一族」と新幹線放火男
  新国立競技場は現代の「大艦巨砲主義」
【人の心が読めなくて失敗】
  現代に蘇ったかぶき者の逆襲
  本能寺の変とブラック企業の共通項
  重臣たちの反感に気づけず自滅した本多正純
  廃仏毀釈で衰退したキリシタン大名 大友宗麟
  信長に利用された足利義昭
【先の展開が読めなくて失敗】
  家康と自民党が仕掛けたワナ
  バブルで浮足立ち景気への警鐘が聞こえなかった日本人
  豊臣家を崩壊させた秀吉の誤算
  勝てる戦で滅亡した淀殿と豊臣家
  理念と制作の欠如で滅びた平将門
  名家を潰した浅井父子の大罪

第2章 成功の日本史
【他人をその気にさせて成功】
  オバマ大統領は現代の細川幽斎か?
  安倍首相も顔負け 北条政子のすりかえ術
  勢力拡大のために権力者は子だくさんを望む
  怒りを原動力に本懐遂げた赤穂浪士
  吉田松陰が殺されなかったら幕末はどうなった?
  懐柔策で天下を取った豊臣秀吉
  アテルイVS坂上田村麻呂の戦いに見る国家権力の非情
  初代の早雲は「伊勢氏」 他姓を名乗った北条氏
【準備万端で成功】
  現政権に見習って欲しい松平定信の領民救済
  いまも日本人を魅了する“完璧な成功”
  謝罪パフォーマンスで命拾いした人々
  豊臣秀吉の傑出した突貫築城術
【真実を見極める目で成功】
  疑り深さで勢力を伸ばした織田信長
  堂々と捕らわれの身となった人たち
  武田信玄と斎藤道三 父と子の仁義なき戦い
  金食い虫「大奥」の美女だけを首切りした徳川吉宗
  江戸無血開城を実現した勝海舟の平和ネットワーク
【チャンスを利用して成功】
  大坂城の堀を強引に埋め戻した徳川家康
  石田三成に学ぶおもてなしの極意
  パクリで大出世した山内一豊
  放火、強盗で幕府を長髪した西郷隆盛
  妹を差し出して生き延びた京極高次
  国家予算を不正流用した西郷従道と山本権兵衛
【今も伝わる先人たちの知恵】
  徳川家康はなぜ長生きできたのか?
  天海、北斎に学ぶ長生き術
  いまも語り継がれる熊本城の知恵
  猫と小説で神経衰弱から快癒した夏目漱石
【民心は昔も今も変わらない】
  江戸時代とは違う現代警察に期待
  宝永4年、富士山噴火で日本はどうなったか
  お伝、お梅、カウ…… 男を殺した毒婦たち
  現代に伝わる男たちの逃避行
【踊るように絡み合う人と時代】
  乱心で世の中を震撼させた人たち
  松代藩も同じ、恩田木工、財政再建の虚と実
  額田王の和歌に見る古人の道ならぬ恋