雑学書から写真集まで幅広いラインナップ
- 感情が絵画のように感じられるという共感覚を持つ女子美大生の悠は精神科の明崎先生から「心内カウンセラー」である松葉雅幸を紹介される。優秀だという言葉を信じて雅幸の元へ向かうが、そこにいたのは面倒くさがりで優秀とはほど遠そうな人物。クライアントにズバズバと容赦のない言葉を投げかける彼を見て、カウンセラーとして正しくないのではと思いながらも雅幸の助手として働き始める悠だったが、ある日のカウンセリング中に共感覚の症状が暴走してしまう。悲しみに飲み込まれながらも雅幸と向き合うことを決意した悠は、やがて彼も絵を描いていたことを知り……? 共感覚を持つヒロインと過去を封印していたカウンセラーの心の通い合い、二人の関係性はどうなるのか。