あなたの暮らしの中にあると便利な本です
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はじめに
第1章 がん患者が抱える心の重さと身体に与える影響
「告知」から始まる精神腫瘍科のサポート
「心を救う」診療 精神腫瘍科の広がり
抗がん剤の副作用よりももっとつらい心の痛み
外来を訪れる患者さんの心の悩みとは
適切な診断と治療によって気持ちは立て直せる
精神状態ががんの治療を左右する
判断しにくい「心の病」はちょっとした気づきが大切
がんとの共存で生存率が上昇
第2章 心のプロセスと心的外傷後成長
がん患者さんがたどる3つの心のプロセス
心的外傷後成長によって人としての成長を遂げる
第3章 求められている心のケア 精神腫瘍科外来から
CASE1:患者さんの本当の痛みとは
CASE2:夫の深い思いが認知症の妻を変えた
CASE3:息子の誕生日が私の命日にならないように
CASE4:患者さんの心を救う本物の「心のケア」とは
第4章 心と身体の症状 適応障害、うつ病、せん妄
心の3大疾患と身体の症状
適応障害の症状と治療法
うつ病の症状と治療法
「安静」と歪んだ認知を正す「認知療法」
終末期になりやすい「せん妄」とは
第5章 精神腫瘍科で行われている心のケアとは
がん患者の心に向き合う精神腫瘍科の診察室
心の問題は、本当にがんに影響を与えるのだろうか
希望の光を探りあてるためにできること
「希望の光」を灯し続けるためにできること
大きく改善された化学療法の精神症状への影響と対処
心の持ち方で変化する痛みと症状
周囲からの言葉かけと有用なサポートとは?